2012/01/19

Profile

ケイシー・ドリーセン/Casey Driessen:フィドル/ヴァイオリン

1978年、アメリカ・ミネソタ州で生まれる。
バンジョーとペダルスチール奏者である父を持ち、幼少のころからブルーグラス、ウエスタンスウィング、ジャズに慣れ親しみながら、フィドル/ヴァイオリンを弾く。少年時代、ブルーグラス・フェスやフィドルキャンプに積極的に参加する傍ら、学校ではオーケストラにも所属。バークリー音楽大学を卒業後、音楽の街であるテネシー州ナッシュビルでの音楽活動を開始。
クラシック界においてもチック・コリアやヨーヨー・マらとの共演で知られるルーツ/ワールド音楽の巨匠ベラ・フレックをはじめ、アメリカン・ロック/カントリーの裏ボスとも呼ばれるスティーブ・アール、ジプシー・ジャズ・ギターの寵児フランク・ヴィニョーラなど、アメリカ音楽界の知られざる大物らと共演、それぞれのアルバムにも参加している。
2006年、シュガーヒルレコードよりソロデビューアルバム『3D』を発表、収録曲がグラミー賞ノミネートされる。二年後に発表された2枚目のソロ作品『Oog』では、マット・チェンバレン(ds,loops)、ビクター・クラウス(bs)、ダリル・スコット(electric guitar, pedal steel)を迎え、さらに独自の世界を深化させている。
いまだかつて誰も見たことのないようなヴァイオリンのチョップ奏法は、ニューヨークタイムズ紙でも「tour de force~離れ技である!」と評価されている。衝撃的な彼独自の新しい奏法は今、ジャンルを越えたアメリカのヴァイオリン界でも大注目されている。
2008年には北京オリンピックにて、『Abigail Washburn and the Sparrow Quartet』として演奏。また同バンドでアメリカ人アーティスト初のチベット公演を行っている。現在、昨年の第52回グラミー主要4部門の最優秀新人賞を獲得した『Zack Brown Band』や、同グラミーで最優秀ポップ・インストルメンタル賞を受賞した『Bela Fleck and the Flecktones』のメンバーとして活躍中。
http://caseydriessen.com/


ピーター・ バラカン/Peter Barakan
1951年ロンドン生まれ。
ロンドン大学日本語学科を卒業後、1974年に音楽出版社の著作権業務に就くため来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、「Barakan Morning」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)、「CBS60ミニッツ」(CS ニュースバード)、「ビギン・ジャパノロジー」(NHK BS1)などを担当。
著書に『200CD+2 ピーター・バラカン選 ブラック・ミュージック アフリカから世界へ』(学研)、『わが青春のサウンドトラック』(ミュージック・マガジン)、『猿はマンキ、お金はマニ 日本人のための英語発音ルール』 (NHK出版)、『魂(ソウル)のゆくえ』(アルテスパブリッシング)、『ロックの英詞を読む』(集英社インターナショナル)、『ぼくが愛するロック名盤 240』(講談社+α文庫)などがある。(Peter Barakan 公式ブログより)
twitterのアカウントは@pbarakan。
http://peterbarakan.cocolog-nifty.com/blog/



渡辺三郎/Sab Watanabe
1949年生まれ。
1983年からブルーグラス月刊専門誌『ムーンシャイナー』を発行、現在も編集長として活躍する。現在、ブルーグラス45でバンジョー、モンローズ・ウォークでフィドルを担当、また、ピーター・バラカン氏とともに、アメリカ民俗音楽の歴史や楽器奏法などを紹介するプログラム『グラスルーツ・ミュージック・ワークショップ』シリーズの構成/プロデュースなどでも活躍中。
1968年、神戸でブルーグラス45結成。1970年、自費制作LP『Run Mountain』発表。1971年夏、ブルーグラス45のバンジョー奏者として3ヶ月間、全米とカナダをツアー、米国で2枚のアルバム『Bluegrass 45』、『Caravan』を発表。同年秋、米国ツアーから帰国後、ブルーグラスとオールドタイム音楽を専門にしたレコード通販「B.O.M.サービス」をはじめ、同時にインディー・レーベル「レッド・クレイ・レコード」を創立するなど日米ブルーグラス・アーティストの紹介に努める。1972年から野外ブルーグラス・フェスティバル「宝塚ブルーグラス・フェスティバル」を開催、現在も世界第3位、日本では最長・最大のブルーグラス・フェスとして世界中のブルーグラス・ファンに知られている。
1995年、IBMA(国際ブルーグラス音楽協会)から外国人初の生涯功労賞を贈られ、その後5年間、IBMA理事として世界のブルーグラス音楽普及に貢献する。1998年、月刊ムーンシャイナーの功績を認められ、IBMAアワードの年間最優秀出版/メディア人にも選ばれている。2000年、ケンタッキー州知事より、「ケンタッキーカーネル」の称号を贈られる。
http://fiddleandbanjo.way-nifty.com/

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